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ブライダル業界の現状と課題

3兆円程度の市場規模があると見られるブライダル業界

ブライダル業界の市場規模の実態をつかむことは簡単ではありませんが、式場やレンタル、ヘアメイクなど、包括的な市場規模を見ると、おおよそ3兆程度となると見られています。
全体としては大きな市場を形成していますので、企業が様々な工夫を凝らしてシェアを増し、大企業へと成長する可能性を秘めていると言えるでしょう。
実際に、都市部を中心に経営規模が大きな企業が多くなっていますので、チャレンジすることができる業界となっています。

ブライダル業界は今までの結婚式のスタイルを踏襲するだけでなく、新しいスタイルの結婚式を提案するという動きが強く見られます。
そうすることで、プロのブライダル会社を利用しようとする意欲を持たせることができますし、他の会社との比較をすることもできます。
中小企業が全体的に非常に多い業界でもありますので、それぞれの会社が独自のサービスを考案して、個性的なブライダルサービスを提供しようとしているのが大きな特徴と言えるでしょう。

小さな企業がかなり多いのが特徴のブライダル業界

多くの業界ではいくつかのメガ企業が、全体のシェアの多く、少なくても50パーセント以上を占めているケースが多いものです。
しかし、このブライダル業界ではその傾向がほとんど見られず、上位に挙げられている企業でも、業界全体の3パーセントから4パーセント程度のシェアを持っているにすぎません。
それだけ、たくさんの中小企業、特に経営規模が小さく地域でのサービスに特化している企業が存在しているということになります。

そのため、これからもそれぞれの企業が独自のサービスを打ち出して、限定された範囲で経営を行っている動きは続きます。
一方で、資金力をつけてきた企業が統合を行い、シェアを伸ばしていくという可能性も考えられます。
現在のところ、それほど他の業界のようには吸収合併の動きは見られませんが、これからその動きが発生することは十分に予測されます。

顧客の減少が大きな課題

ブライダル業界は結婚式をプロデュースするのが業務ですので、当然のことながら結婚をするカップルがいなければ仕事になりません。
しかし、現在の日本は少子化が進んでいますし、晩婚化や生涯シングルで過ごす人の割合が増えています。

その情勢をいかに乗り越えて、顧客を確保するかということが大きな課題となります。
目当たらしいサービスを開発するとともに、しっかりとした経営基盤を作り上げることが欠かせません。
また、全体的にブライダルサービスは割高であるというイメージも強いので、コスト競争を行っていることも重要な課題となってくるでしょう。