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教育業界の現状と課題

少子化の影響が顕著に

現在は子供の数が減少していることで、学校が淘汰されていく時代になってきています。
入学する子供が少ないほど学校の運営が成り立たなくなるのは容易に考えることができます。
特に問題視されているのは2018年問題です。
1990年代に大学受験者数がピークに達し、その後は徐々に減少していきました。
そして2018年には18歳に達する人口が減ることから、受験者数も減ると見込まれています。
徐々に大学が閉校に追い込まれる時代が、すぐ目前に迫ってきていると予想されているのです。

大学だけでなく浪人生が通う予備校にも影響が出てきています。
大手予備校が校舎を閉鎖する事態に追い込まれて、経営の立て直しを図る事態に発展しています。
これは少子化による影響もありますが、大学受験をした人が浪人生になることが少なくなったのも大きな原因になっています。
受験者数が減少しているため希望する大学へ入学しやすくなっていると考えることもできます。
経済的な理由から浪人生になって再チャレンジするのを諦め、社会人として働く道を選んだ方も多いと考えることもできます。

参考:代ゼミ(代々木ゼミナール)校舎7割閉鎖に見る教育業界の現状と課題、今後の対応はいかに?

高度な教育を求める保護者が多い

少子化の影響で教育業界は衰退の一途を辿っていくと思われていますが、実際にはそうではないようです。
教育を受ける子供の数は減っているものの、子供一人にかける教育費については以前よりも高くなっている傾向があります。
学習塾に通わせたり、通信教育で家庭学習をしっかり行なうように指導するなど、教育に関するお金については惜しみなく支払う保護者が多いです。
将来は立派な大人になって欲しいという願いを込めて、小さな頃から一生懸命教育に情熱を注いでいる保護者も多いです。
勉強だけでなく、ピアノやそろばん、英会話などの習い事に関しても、毎日のように日替わりで通うほど忙しいケースもあります。

大人向けの教育にも注目

子供の数が減少していくのはある意味仕方がないため、独自のサービスを展開して同業者との差別化を図ることが大切です。
子供をターゲットにした教育には限界があるため、注目されているのが大人向けの教育です。
様々な資格制度に対応できる通信教育や通学講座は、自分自身のスキルアップやキャリアアップに繋げたいと考えている方に注目されています。
資格を持っているほど就職や転職の際に有利になり、自分にとってプラスになることばかりなので、積極的に資格取得を目指す方が増えています。
日本には国家資格だけでなく民間資格や公的資格などを合わせると、全部で数千種類もの資格が存在していると言われています。
簡単に取得できるものや、かなり難易度が高いため独学では限界がある場合など様々です。
インターネットや通学、通信教育などニーズに合わせた勉強法を提供することが今後の課題だと考えられます。