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金融業界の現状と課題

規制緩和によって競争力が上がっている

金融業界は概して、規制緩和が進んだため企業同士の競争が激しくなっているという面が見られます。
大手の銀行であっても吸収合併がよく見られ、より競争力の強い企業となるための動きが強いのが特徴です。
そのため、企業によって経営規模が大きく異なりますので、もしこの業界への就職を考えているのであれば、条件の優れた職場、安定した経営を行っている企業を選ぶ必要があります。

金融業界と一口に言っても、ジャンルは様々です。
銀行やクレジットカード会社、カードローン会社、証券会社などがありますし、広い意味でとらえると金融アナリシスを行う会社もその中に含まれてきます。
企業の中にも、直接金融商品を取り扱うディーラーや営業などの部門もありますし、お客様への対応を専門とする窓口業務、一般事務などの様々な職種があって、それぞれに高いスキルを持つ人材を集めるという傾向が見られます。

雇用条件が優れているので人気の業界

金融業界の雇用条件の現状は、他の業界に比べて高いと言えるでしょう。
業界全体の収入平均は700万円近くになり、総じて高収入を得られるのが特徴です。
特にメガバンクと呼ばれる大きな銀行では、平均収入で軽く1,000万円を超えますので、しっかりとした収入を得たいという人にはぴったりの業界となっています。

それだけ求められることも多く、就職の際には高い学歴や能力が求められます。
銀行によっては一定以上の大学でないと、応募はできても採用されることはほとんどないという現状が見られますので、学歴重視の傾向が強いとも言えます。
他の業界に比べて雇用条件に恵まれていることや、安定性があることなどから、就職を希望する人の数は非常に多く、どの金融機関でも競争率が高いというのも、この業界の特徴です。

金融業界で淘汰が進んでいる

金融業界は競争が激しくなっていることで、様々なレベルの高いサービスが開発されたり、顧客の益になる商品がたくさん出ていたりと、多くのメリットが生まれています。
一方で、競争力の弱い企業は、経営を縮小せざるを得なくなったり、他の金融機関に吸収されてしまったりします。
そのため、堅実で安定した職業と見られていた業界も、安定性が揺らいでいるという課題があります。

また、ネット銀行や仮想通貨などの新しい世代の金融サービスがかなり広く普及するようになっていますし、その流れはさらに加速していきます。
こうした新しい金融サービスにうまく対応できるかということも、業界全体の課題となります。
バーチャルサービスに現状のサービスが飲まれてしまう可能性もありますので、早急な対応が求められていると言えるでしょう。