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リース業界の現状と課題

市場規模が大きいリース業界

リース業界の市場規模はおおよそ6兆円となっていて、他の業界と比較しても規模が大きいのが特徴です。
動産や機器のリースサービスが主な商品ですが、都市部を中心に様々なサービスを展開していますので、それぞれの企業で扱っているリース商品が大きく異なることもあります。
また、大企業も中小企業も入り乱れて経営を行っていて、かなりたくさんの企業が軒を連ねているのもこの業界の特徴と言えるでしょう。

リース業界全体の業績はおおむね好調で、その業績の高さは労働者の平均年収にも表れています。
企業規模によっても異なりますが、だいたい平均年収600万円台の後半を維持していて、他の業界と比べても高水準となっています。
一方で、これからの推移は売上高が頭打ちになると見られています。

海外への進出が始まっているリース業界

国内市場はかなりの開発が進んでいるため、大企業を中心に海外に進出する動きが出ています。
中国や東南アジア諸国への支社の設置を行い、現地では難しい高いレベルのリース商品を提供することに成功しています。
特に中国においては、富裕層の増加や法人企業の増加が著しく、ニーズがとても高いためリース企業の進出も加速しています。

こうした動きに合わせて、企業が吸収合併によって大きくなっているのも、リース業界の状況です。
国内では3社ほどの大企業が全体の半分ほどのシェアを占めていますが、これからさらに統合が進んでいくことが考えられます。
特に都市部では豊富な資金力を生かした大企業のサービス提供が目立つようになっています。

国内市場の飽和状態が大きな課題となる

リース業界の全体的な状況は業績の安定という様子ですが、次第に国内市場の飽和が進んできますので、その業績も頭打ちになることが予測されています。
そのため、今までにない新しいサービスを生み出すか、国内市場だけでなく海外進出のスピードを加速するという選択肢を取る必要が出てきます。
とはいえ、海外進出を行うためにはある程度のノウハウと人材、資金力が必要となりますので、中小企業では難しいケースも出てきます。

大企業と中小企業の住み分けがなされたり、企業同士の吸収合併が行われていくのがこれからの動きとなります。
どちらにせよ、今までの経営、営業スタイルにとらわれず新しいやり方を生み出していく人材を見つけることが、それぞれの企業にとって大きな課題となります。

様々な異なるサービスを行っている企業がありますので、それぞれの特徴を生かして独自路線を取っていくケースも増えていくことも予想されます。
企業そのものの姿勢によって業績が大きく左右されるため、進むべき道を明確することが大きな課題となります。